みらいキッズプロジェクト
私達にはずっと温めて準備してきたプロジェクトがありました。
それは!ずばり!!海外交流!
それが何とか形になったのは7月7日の七夕の日で、
オーストラリアの保育園とオンラインではありますが交流をすることができました!
あちらの言語は主に「英語」です。こちらが夏ならあちらは冬と真逆の気候です。
そんな一見年齢以外共通点のないように感じられるオーストラリアの子ども達との交流に向けて
実は6月から先生だけでオンラインで打ち合わせをしていました。
お互いのことを知れるようにビデオレターのやり取りをしたり
ビデオ教材を用いたり、オーストラリアの郷土料理を作って食べてみたり
様々な角度から知る機会を作っていきました。
そして迎えた当日は緊張はすれども「やっと会えた嬉しさ」が全面に出ていた子ども達!
はじめは年齢以外共通点がないんじゃないかと思っていた相手と笑い合う時間。
自分と同じなんだな。
こんな違いがあるんだな。
色んなことを感じたと思います。
交流に向けて、海外との違いや共通点をより感じてもらうために改めて日本のこともお勉強して臨みました。
それまでは認識していなかった自分の住む「日本」という国が「世界」にあるという事実。
世界は広く、色々な人がいて、知らぬ間に色んなことが起きている。
それを知り、興味を持つきっかけになった。そう思える交流でした。
交流会を経て子ども達の中には確かに「オーストラリア」という国が刻まれたようで
保育中はもちろん、ご家庭でもそれに関することを口にしているとお聞きするようになりました。
「これは逃がしちゃいけない!」
そう思って発足したのが「みらいキッズプロジェクト」です!
みらいは合川みらい保育園の”みらい”と子ども達の未来をかけて
その未来の選択肢を豊かにするためグローバルな視点を持って欲しいという思いから名付けました。
そして、このみらいキッズプロジェクトでは1クール(6回)毎に国を変えて
体験の中で様々な国のことを知っていくプログラムを目指しています。
そして第一弾目は「アメリカ」です!
第1回は「外国語で挨拶・自己紹介・遊び」として
英語で簡単な自己紹介をしました。
皆の前に立つと言葉が違うだけで恥ずかしく緊張してしまうようですね。
その後はDuck.Duck。Gooseやホットポテトゲーム、サイモンセッズといった
アメリカの遊びをして大盛り上がりしました🎵
第2回は「本を借りに行こう」として
バスに乗って市立図書館へ向かいました。
市立図書館では2チームに分かれて「アメリカ」に関する本を探します。
30分程探し回って10冊の本を借りお弁当を食べて帰園しました。
自分達の力で探したこともあってか本に目を通す眼差しは真剣そのものです。
第3回は「もっと詳しく知ろう」です。
この為に借りた沢山の本を広げてそれぞれ読み進めていました。
そういう時間を少しあげたあと、今度は先生が用意したプリントを配布。
そこにはアメリカのことが虫食いに書かれています。
「アメリカで人気のスポーツは○○と〇〇と〇〇です」と。
もう一度チームに分かれて虫食いを埋めるために本を見返したり
先生とのクイズや他チームと教え合ったりして虫食いを埋めていきました!
第4回は「郷土料理を作って食べよう」として
本で調べる中で出てきた「カウボーイクッキー」を作りました!
カウボーイクッキーはオートミールが主材料で
カウボーイが遠征をする際の保存食として持ち歩いていた凄く固いクッキーだそうです。
綺麗に成型して焼いてもらいおやつで食べるとなんともカウボーイ気分♪
味や固さは食べてみないと分かりませんね!
第5回は「振り返ろう」ということで
これまでの4回を振り返ってみんなが「アメリカ」について分かったことを
チームで分かれて書き出していきました。
記憶と知識だけでは、さすがにハードルが高いので
これまでの資料や活動の写真も好きに見られる仕様です。
話は変わり、ハワイ在住で、毎年帰国された際に当園を一時保育で利用していただいている英語が堪能なお友達が
偶然この日に利用だったので、「朝ごはんって何食べてる?」「自由の女神ってどれくらい大きいの?」
と生の声を聴かせてもらい、まとめ作業も捗っていたように感じます。
まとめ方にはチーム毎に違いがあって、全員に役割を振って効率的に取り組むチームと
全員の意見を聞いてじっくりまとめるチームとリーダーのタイプが出ていました🤭
そして思ったよりまとめた内容が被っていなかった点も面白かったです!
第1~4回は純粋に国について知るための体験学習ですが
実は5回目はリーダーシップや協調性、合理性を養うのがねらいです。
そして最終第6回。
最後は「その国のことを発表しよう」で、前回まとめた資料を使っての発表となります。
ちなみに今回もアメリカについて知るのは実は2の次で
・視点の違いに気づく。
・前に立って堂々と発表する。
・言葉で相手に考えを伝える。
ずばりこの辺りがねらいでして
頭の中で言葉を紐解く聴く力と臆さずに相手に伝える発信力を鍛えてもらうねらいです👏
そうして、12月25日に全6回のプログラムが終了しました👏
こちらも手探りな部分は否めませんが、有意義な企画だったのではないかと思っています。
この取り組みは新たなみらいブランドの魅力の1つとなるよう継続しいていきますのでどうぞお楽しみに。
さて、「アメリカ」の次は
ずばり「中国」です!!
第1回からオンラインで中国の方と交流会を予定しています!
沢山質問して中国博士に向けてスタートダッシュを決めたいと思います!!🐼