合川夏祭り
晴天に恵まれた、8月7日土曜日、【合川夏祭り】を開催いたしました。
これまで園内で園児と保育者だけで実施してきた本行事でしたが、今回は一味も二味も違います!
子ども達はお父さん、お母さん、ご家庭によってはおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に参加、
そして、近隣地域の子ども達も親子で参加できる“地域を巻き込んだ親子参加型のイベント”としての開催です!
今回開催の目的の1つとして、「親子で参加できる催しにする」ことをテーマに、
何カ月も前から企画・準備を進めてきました。
昨年から新型コロナウイルスの影響で世の中から多くの行事やイベントが消え、
催しものを通して季節を感じることも、親子で楽しく参加することもでき辛くなりました。
そんな中でも子ども達は日々成長し、その時代背景を感じながら、現代を生きています。
私たち職員は、夏を感じるお祭りの雰囲気をどうにか味わってもらえないかな、という思いで準備を始めました。
保育園として出店したのは4つ。
1つ目は【かき氷】と【梅ジュース】
年少~年長さんが在籍するそら組さんが食育の一つとして作り漬け込んでいた特製の梅シロップを使った甘酸っぱい梅ジュース、
そして、パティシエのめぐみ先生監修のあまおうコンフィチュールをのせた自信作のかき氷です!
かき氷は特に人気で、お昼にはすでに完売状態でした。
とっても喜んでいただき嬉しい反面、お昼からご来場いただいた方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そして2つめは【ゲームコーナー】
看板からピンボールや射的まで、たくみ先生が段ボールだけで作り上げた力作です。
的に当てたり、ボールが入ったら、これまた先生たちお手製のキャラクター折り紙のプレゼント!
夜店のお面の種類に負けないくらい、バラエティに富んだ折り紙の数々は大人でもくぎ付けになっていましたよ。
3つ目は【ワークショップ】
自分だけのオリジナルネームプレート作りを体験できるコーナーで、素材も色見も自由自在。
自分だけの特別なネームプレートが作れ、ニコニコの親子の顔が忘れられません!
最後に4つ目、【手作り玩具や商品の販売コーナー】
保育の中で子ども達と作ったキャンドルや消臭剤。
しほ先生が1つ1つ手縫いしたフェルトの玩具などを販売しました。
開催前からインスタでアップしていたこともあり、『おにぎり買いにきましたー!』と
お目当ての手作り玩具を買っていくご家族を姿に、
『おうち時間が長い分、親子時間をより楽しめるように』と想いを込めてお渡ししました。
後日、子どもたちに「この商品が売れたよ」「何個売れたんだよ」とお話すると
他にはない達成感を感じている様子で、これまた喜びを感じる時間となりました。
商品作りから販売、そして当日の参加まで、なかなか経験できない貴重なプロセスを経験することができた今回の夏祭り。
物作りや販売の難しさとその面白さ。
その両面を知ることができた子どもたちが次に何を感じてくれるのか楽しみです。
どのコーナーどの商品も、子どもたちの努力や先生達の長所が詰まっていて
今まで知らなかった意外な一面をお見せすることもできた『合川夏祭り』になったのではと思います!
そして何より印象に残っているのは、親子で楽しむ姿です。
お母さんとお父さんと手を繋いで、じっくり回覧する子。
おじいちゃんの手を引いて我先にとゲームコーナーへ走る子。
冷たいかき氷を仲良く兄弟で食べさせ合いっこする子達。
そこには保育園では見られない子どもたち本来の姿がありました。
そこには久しく見られなかった賑わいがありました。
まだまだ発展途上で改善点の多い私達ですが
今回の合川夏祭りは親子の夏の思い出として長く記憶に残ってくれるんじゃないかと思っています。
たくさんのご来場をいただき、本当にありがとうございました。