第5回 運動会
当日は晴天に恵まれ
いつも以上に全力で競技に取り組んでくれた子ども達。
風もあり肌寒い気候ではありましたが
子ども達の熱気で寒さを感じなかったのではないでしょうか?
さて、話は変わり運動会についてどんなイメージをお持ちですか?
もしかすると身体を動かすスポーツイベントのようなイメージの方が多いかもしれません。
もちろん、体力の向上を目的とした運動の一環であり
日頃の練習の成果を披露する場でもあり
その成長を親が感じらえる場でもあり
仲間たちと協力する楽しさや高揚感を共有する場でもあり
挫折や克服、嫉妬や優越感など様々な感情を経験するでもあります。
一方、保育所保育指針の中で運動会は、
高齢者を含めた地域の人々との交流を持つという人間関係を育むねらいの一つとされています。
当保育園はこの人間関係という点に注目し
子と子、子と親、親と親、園と地域など子どもを取り巻く周囲との繋がりを重視して
「繋ぐ」というテーマで運動会を計画しました。
そして、大切な子どもの側で見守り、共に悩み、共に成長する姿が親や保育者と重なったことや
ドア一つで好きな場所に繋がったり、過去や未来に繋がることから
”ドラえもん”を繋ぐから連想したサブテーマとして競技も構成していきました。
そのため随所にドラえもんの要素や「繋がり」を感じられる内容になっていたと思います。
ハイハイレースでは親子の絆という繋がりが感じられました。
かけっこでは去年に比べて速くなっているのを感じ
普段と違った勝負際の真剣な表情が伺えます!
しっぽ取りはチームに分かれて団結し子ども+保護者+保育者で
手加減なしの真剣勝負で白熱しましたね!
各クラスのお遊戯は発達に合わせた振り付けで
可愛い衣装も相まってメロメロになった方も少なくないのでは?
そら組さんのソーラン節はかっこよくて流石以上児さんでした!
パラバルーンは去年経験した子がほとんどなので
曲スピードが速く、技の難易度も高い構成で見ていて感動しました!
借り物競争で借りるものは”物”ではなく”人”。
大勢の保護者様の中からカードに指定された人物を探し出してもらうんですが
普段関りの少ない保護者様にも物怖じせずに声をかけて
一緒にゴールすることができていて関心しました!
リレーはお友達とバトンを繋いでゴールを目指します。
未満児保護者によるカレーパン食い競争や保護者対抗リレーも白熱した戦いで
子ども達からしても普段あまりみないであろう
大人の全力で本気の姿を見ることができる貴重な時間となりました!
私達保育園としてはかなり満足のいく運動会でした!
運動会の本番に至るまでの2か月間、毎日厳しい練習に取り組み
きつかったり、悔しかったりしても嫌な顔ひとつせずに練習に励んできた子ども達。
本番の姿はまさにその集大成。
一回りも二回りも成長し、終わった後の達成感と充足感は自信へと置き換わり
このあとの園生活や生活発表会に向けての原動力になることでしょう。
合川みらい保育園の子ども達、本当によくがんばりました!
保護者の皆様、改めて最後まで応援とご協力をありがとうございました。